お勧め作品「宇宙犬作戦」

お勧め作品「宇宙犬作戦」

「宇宙犬作戦」は2010年7月から同年12月まで毎週金曜日深夜にテレビ東京系列のバラエティ7枠内で放送されていた連続コメディSFテレビドラマです。高梨臨はこのドラマで、アンドロイドのオハナ役を演じていました。とっても不思議な物語で、ドラマを観ているというよりはコントを見ているような、笑って笑ってちょっと泣けるドラマです。

あらすじ

時は2512年。惑星プードルは未曽有の危機に瀕していました。どういう危機かは具体的ではなく、とにかく色々な問題が発生しているのです。この危機を脱するための解決法を知るため、美しすぎる大統領は地球人の末裔のマルコ・ハヤシと植物系人のモジャット・ユーグレノフィタ、アンドロイドのオハナ、コンピュータ犬のスプート29の3人+1匹に、宇宙のどこかに存在する地球を目指して旅をすることを命じます。地球はかつてすばらしい星と謳われていたのだから、なにかしらヒントがあるはずと信じて。名付けて「宇宙犬作戦」を任された3人と1匹は、果たして無事に地球へとたどり着くことができるのでしょうか・・・。

登場人物

マルコ・ハヤシ・・・戸次重幸

数百年前に惑星プードルに不時着した地球人船長夫人の末裔です。数々の罪状を抱える元大海賊で、星団警察人よって「首から下を冷凍刑」に処されていました。しかし、地球を目指す「宇宙犬作戦」の上で欠かせないオーブと共に凍らされていたため、特例で解凍されました。後に多額の賞金に目がくらみ、モジャット達と共に宇宙船「デンエンチョウフ号」で地球を目指すことに。基本的に自分勝手で自らの欲望に忠実な性格です。さらに女好きで金儲けも大好きなので、その性格が災いして各惑星で騒動を起こしてしまいます。ただし、元海賊のためか義侠心が強く、困っている人を見捨てられず事態収拾に回ることも多いです。

モッジャット・ユーグレノフィタ・・・片桐仁

植物系人で政府に使える公務員です。地球に憧れを持っています。真面目な性格なのですが、お調子者のマルコに振り回されることが多いです。また、よくも悪くもドライな面があり、義理人情に厚いマルコとは衝突することもしばしば。念力で植物の種を発芽させる超能力を持っています。また口から松やに状の粘液を出すことができ、その粘液は小松菜臭いそうです。新生デンエンチョウフ号の船長を命じられ、取引してマルコを解凍させました。演じる片桐仁はインタビューにて「ガンダムで言うところのジョブ・ジョンに当たる」性格のキャラクターだと語っています。

オハナ(087型アンドロイド)・・・高梨臨

日常の雑務及び情報整理や戦闘を担当する地球人型アンドロイドです。くしゃみをすることで訪れた惑星の情報をダウンロードする機能を持っています。ロボットながら外見は人間の女性そのもので、しばしばマルコのセクハラの対象にされています。ただし、服に見える部分までが外装なので脱げないのだそうです。元々は戦闘用だったため、怪力の持ち主で、気安く体を障ろうとすると腕を締めあげられてしまいます。ロボットですが霊とゴキブリが苦手です。電動で、鼻の穴にコードを繋いで充電します。地球人の女の子に憧れ、人間になろうとしたこともありました。

スプート29・・・ディーノ

全宇宙語を話せる翻訳コンピュータ犬です。そばにいるだけで自動的に会話を翻訳してくれる優れものなのですが、犬なのでうろついてどこかに行ってしまうこともあります。惑星はプードルですが、スプート29はダックスフントです。

その他の登場人物

  • 美しすぎる大統領・・・檀れい
  • アキタ警部・・・森永健司
  • シバ巡査・・・ジリ・ヴァンソン
  • 林夫人・・・宝積有香
  • ライカ・・・大橋のぞみ
  • 村長・・・堀田眞三
  • ドン・ベガス・・・辰巳智秋
  • バクト・・・荒木宏文
  • 惑星ソーリー総理大臣・・・剣持直明
  • 惑星ソーリー謝罪担当大臣・・・川島潤哉
  • ミッシェル・・・小林高鹿
  • モンロー(星団警察)・・・及川奈央
  • モンローの部下・・・河原実乃梨、夏川亜咲
  • オソレ・・・なすび
  • タマミ・・・水沢奈子
  • タイラー・・・永野宗典
  • コンボイ・・・長江英和
  • ラプア共和国軍・・・和田正人
  • ミーズ連邦軍・・・本多力
  • ポッシュ・・・堀部圭亮
  • AD兒玉宣勝、末広透、今西健太
  • レイチェル・・・森カンナ
  • ジュブ・・・須賀健太
  • コーム・・・尾上寛之
  • ルソック・・・田中聡元
  • 配達員・・・飯田隆裕
  • モー刑事・・・升毅
  • メンチ・・・山下直志
  • キャバ嬢・・・水瀬綾
  • 医者・・・斎藤工
  • 防護服の男・・・松尾英太郎
  • コパン・・・森脇英理子
  • モーガン・・・徳井優
  • ミンミン・・・高山侑子
  • スワン・・・中村靖日
  • カレン・・・田島ゆみか
  • 司会者・・・今立進
  • サイコル・・・池田成志
  • ジャマール・・・霧島れいか
  • サンチェ・・・山中雄輔
  • 指揮官・・・栗原寛孝
  • ミューラー・・・風間トオル
  • ドーベル提督・・・飯田基祐
  • タブセ・・・大泉洋

感想

チームナックスの戸次重幸と、ラーメンズの片桐仁がテレビ東京の深夜ドラマで共演。これだけでなんだかおもしろそうに感じるから不思議です。実際のところこのドラマはとってもシュールで馬鹿馬鹿しくて大変面白いドラマでした。大抵は宇宙船の中で繰り広げられる3人+1匹の会話劇なのですが、毎回ゲストキャラクターが出演し、それが大物俳優だったり誰もが知っているタレントだったりして、彼らが普段のドラマでは決して言わないようなふざけたセリフを大真面目に喋るのが非常の面白かったです。金曜日の深夜という開放感も相まって、毎週楽しみなドラマでした。アドリブも満載で、出演者たちが楽しそうに演じているのも良かったです。「崖の上のポニョ」の主題歌で一躍有名になった藤岡藤巻の藤巻直哉さんがエグゼクティブプロデューサーを務めており、ドラマの主題歌や音楽も藤岡藤巻が担当していました。さらに「ポニョ」繋がりで大橋のぞみちゃんがゲスト出演していたのにも驚きでした。最終話では地球人としてチームナックスの稼ぎ頭・大泉洋も登場します。随所に誰もが知っている名作アニメやドラマのパロディーがみられるのも特徴の一つで、そのくだらなさにはいちいち笑ってしまいました。ちょっと嫌なことがあったときや元気がでないときに笑わせてくれる素敵なドラマです。ぜひ一度ご覧になってください。